家で使うならどのヤマハ? HS3からMSP3Aまで5機種を聴き比べて、部屋のサイズ別に正直な感想で紹介します!
この記事で紹介するYAMAHAモニタースピーカー5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | YAMAHA HS3 ペア | ![]() |
狭い机でも置ける最小機 | Amazon楽天 |
| 2位 | YAMAHA HS5 | ![]() |
白ウーファーの定番機 | Amazon楽天 |
| 3位 | YAMAHA HS4 ペア | ![]() |
HS3より低音に余裕 | Amazon楽天 |
| 4位 | YAMAHA MS101-4 | ![]() |
マイクもつなげる30W | Amazon楽天 |
| 5位 | YAMAHA MSP3A | ![]() |
現場でも見る信頼の1本 | Amazon楽天 |
そもそもヤマハのモニタースピーカーって何が違うの?
ヤマハのモニタースピーカーは、音を盛らずにそのまま鳴らす生真面目さが持ち味です。 かつて世界中のスタジオに置かれていたNS-10Mの時代から、音の判断に使える正確さで信頼されてきました。
今の主力はHSシリーズで、アンプ内蔵のパワード型だから単体で音が出ます。 白いウーファーを見て、あのスタジオの写真と同じだ!と気づく人もいるはずです。 家で使う人が増えたのは、HS3とHS4という小型機が出てからだと感じています。
リスニング用スピーカーとの一番の違いは、聴いていて楽しい味付けをあえてしないことです。 最初は地味に感じるかもしれませんが、慣れるとごまかしのない音しか信用できなくなります。 録音の良し悪しまで聴き分けられるようになるのは、この手のスピーカーならではの体験です。

私の周りでもHSシリーズで迷う人が多いんですが、部屋が6畳までならHS3で足りますよ。
5機種をひと目で比べる早見表
家で使う前提で、筆者が気になった項目で比べました。 カタログには載っていない感覚的な部分こそ、買う前に知りたいところだと思うので。
| 機種 | 6畳での鳴らしやすさ | 狭い机に置けるか | 初めての1台向き度 | 販売単位 |
|---|---|---|---|---|
| HS3 | ◎ | ◎ | ◎ | ペア |
| HS5 | ○ | △ | ○ | 1本 |
| HS4 | ◎ | ○ | ◎ | ペア |
| MS101-4 | ○ | ○ | △ | 1本 |
| MSP3A | ○ | ◎ | ○ | 1本 |
HS5とMSP3Aは1本売りなので、ステレオで聴くなら2本必要です。 ここを見落として片方だけ届いた、という失敗談を販売店の方から聞きました。 動画でもHS5の鳴り方が確認できます。
YAMAHAモニタースピーカーのおすすめランキング
第1位:ヤマハ YAMAHA パワードスタジオモニタースピーカー HS3 ペア

幅13cmちょっとの小ささなのに、鳴らした瞬間に空気が変わります。 寝室のチェストに置いて聴いたら、ボーカルがスッと真ん中に立つ定位の正確さに鳥肌が立ちました。 アンプは左側に内蔵で、電源ケーブルが1本で済む配線のラクさも家向きです。
低音の深さはサイズなりで、ベースの一番下の帯域はヘッドホンで補う運用になります。 静かな部屋だとかすかなサーというノイズに気づく人もいるかもしれません。

RCAとステレオミニの入力があるので、PCやスマホから直結できるのが家庭用として助かるところです。
ヤマハ YAMAHA パワードスタジオモニタースピーカー HS3 ペア
狭い机でもスタジオの音が手に入るペア機!
第2位:ヤマハ YAMAHA HSシリーズ アクティブスタジオモニタースピーカー HS5

白いウーファーがトレードマークの、HSシリーズの顔とも呼べる機種です。 5インチウーファーの余裕は小型機とは別物で、キックの量感まで見えるように鳴ります。 音作りを本気で始めたい人ならもうこれでいいじゃん!!と叫びたくなる定番っぷりです。
気をつけたいのは1本売りという点と、6畳間だと低音が回りやすい点です。 背面のROOM CONTROLで低域を絞ると部屋になじみました。
ヤマハ YAMAHA HSシリーズ アクティブスタジオモニタースピーカー HS5
迷ったら戻ってくる白ウーファーの定番機!
第3位:ヤマハ YAMAHA パワードスタジオモニタースピーカー HS4 ペア

HS3とHS5の間を取ったポジションで、4.5インチウーファーが効いています。 HS3と聴き比べると、ベースラインの輪郭がひと回りハッキリ出るので、低音多めの曲をよく聴く人はこちらが合います。 ペア販売で配線がシンプルな点はHS3と同じです。
正直、HS3との差は部屋と曲によっては分かりにくいです。 机の奥行きが45cm以下だと少し圧迫感が出るので、置き場所だけ先に確認してください。
ヤマハ YAMAHA パワードスタジオモニタースピーカー HS4 ペア
低音の余裕と小ささのいいとこ取り!
第4位:ヤマハ YAMAHA パワードモニタースピーカー 30W MS101-4

30Wのアンプ内蔵で、マイクや楽器を直接つなげる変わり種です。 楽器練習の音出しに1本置いてみたら、セッティングいらずでギターもボーカルも即鳴らせる気軽さがクセになりました。 会議室での音出しや小さなイベントにも持ち出せる丈夫さです。
ステレオで音楽を聴く用途には2本必要ですし、HSシリーズほど細かい音は見えません。 音楽鑑賞メインの人は上位3機種から選んだほうが合うはずです。

MS101-4って最初は用途が分かりにくいですよね。 マイクもつなげる多目的タイプと覚えておくと選びやすいです。
ヤマハ YAMAHA パワードモニタースピーカー 30W MS101-4
マイクも楽器も直結できる万能1本!
第5位:ヤマハ YAMAHA パワードモニタースピーカー MSP3A

放送局や学校の現場で長く使われてきたMSPシリーズの小型機です。 声の聴き取りやすさは5機種の中でも別格で、ナレーションチェックや配信の確認用に1本あると重宝します。 ツイステッドフレアポートのおかげか、小型でも低音が濁りません。
ぶっちゃけ、音楽をペアで楽しむには2本そろえると割高感があります。 用途がハッキリしている人向けの順位にしました。
ヤマハ YAMAHA パワードモニタースピーカー MSP3A
声のチェックなら現場仕込みのこの1本!
買ったその日にやってほしい音の整え方
HSシリーズの背面には、部屋に合わせて音を調整するスイッチがあります。 壁から近い場所に置くならROOM CONTROLで低域を絞るのが第一歩です。 0dBのままだと低音がブヨつく部屋でも、2段階絞っただけでスッと整いました。
聴く位置も大事です。 左右のスピーカーと自分の頭で二等辺三角形を作り、ツイーターを耳の高さに合わせるだけで、奥行きの見え方が激変します。
高音が刺さると感じたらHIGH TRIMを1段下げてください。 聴き疲れがグッと減って、長時間の作業でも耳が持つようになります。 スイッチ2つだけなので、説明書なしでもすぐ試せますよ。
音量の上げ方にもコツがあります。 スピーカー側のボリュームはある程度回した位置で固定し、日々の音量調整はPCやオーディオインターフェース側で行うと、左右の音量差が出にくくなります。 筆者は3時の位置で固定する運用に落ち着きました。 毎回背面に手を伸ばす手間も消えるので、ものぐさな人ほど効く小ワザです。
セットでそろえるなら何を足す?
本体と同時に買ってよかったものを挙げると、まずインシュレーターです。 机への振動が減って、低音のにじみが取れます。 HS5やMSP3Aを選ぶ人は、同じものを2本そろえるのを忘れずに。 あとから色違いや別ロットを足すと、左右で音色が揃わないことがあります。
- インシュレーターまたは卓上スタンド
- 接続ケーブル(RCAやTRSなど機器に合わせて)
- 1本売り機種ならもう1本(ステレオ用)
ケーブルは長さに余裕を持たせると配置替えのときに困りません。 筆者は1.5mで足りると思って買い直すはめになったので、2mをおすすめしておきます。
杉山ふうオーディオやPC周辺機器を中心に執筆するライター。今回は楽器店スタッフへの聞き取りとメーカー資料のリサーチをもとに、筆者の自宅での試聴メモを加えて書いています。

